どうも、トピ子👧🏻です。
今週金曜日は今年度の折り返しの10月に突入するということで、新しい職場でお勤めする人も多いはず。
でも、この今日トピblogをしっかり読んでいる人は新しい職場のそこら辺の奴等に比べても圧倒的な金融リテラシーを持ててるはず🥳
この最強の武器の威力は、転勤した時に必ず実感するはずです。
頑張って欲しいな〜😁
とりあえず先週末の日米マーケットをおさらいしておきますね。
日経平均は
600円以上の急騰でした。
ここ最近の日経平均の動きは
恒大集団問題でその前2日間で約860円下落してたけど、とりあえず9/23に恒大集団の債券の利払いが行われたことで、デフォルト懸念は一旦回避されたことで反発という状況😏
ただ、
利払いされたのは、9/23の2億3,200万元の中国元建の債券利払いだけで、同じ日に利払いされるべき8,353万ドルの米ドル建債券の利払いはされなかった💦
で、利払い期日に利払いされないと即デフォルトかと思ってたんだけど、ここから30日間の猶予期間に入って、30日後に利払いがされなかった時点でデフォルトという判定らしい…
12月まで毎月利払いがあるので、恐らく今のままではデフォルトは避けられそうもない😭ですね…
この米ドル建債券の利払いがされなかった情報があったのかどうか?の米マーケットでは
高安まちまちでした…
米長期金利は
急騰ですね〜
債券がめちゃ売られてる状態です。
これが恒大集団の債券が紙切れになることがほぼ確定してるので、債券全体に売り圧力がかかってるのか???
ん〜、多分そうじゃなくて、この前のFOMCでテーパリングの開始が確定して、利上げも前倒しで来年後半から始まるのでは?の見方から…
今後金利は上昇トレンドになる…
なぜか?というと、今債券を持っている投資家は金利が上がっていくということは、今持ってる債券の価格が下がってくるということ。
ならば、債券価格が下がる前に売りたくなるよね😅
だから、FOMCの後から急に債券を売る動きが強くなって、長期金利が上がってきてるという理解で良いと思います。
日本の債券マーケットもこのアメリカ🇺🇸の動きに連動して…
長期金利はやや上昇のトレンドです。
なので、日本債券ファンドの代表選手の「しあわせ宣言」も
久しぶりの10,200円割れ💦
ただ、債券の利回りが上がったら上がったで債券投資の方が株式投資よりもローリスクでインカムゲインを得られることもあるよね〜
外貨建て一時払保険の利回りも上がるだろうし、悪いことばかりではない。
なので、利上げが始まる頃には株式投資から債券投資も併用することが大切になりそうだよね😊
米金利の上昇でドル円も日米金利差の拡大からドル高円安トレンドになるかもです。
結構なドル高円安水準だよね😎
最後に恒大集団の問題は実際どうなのよ???という話だけど…
今の恒大集団の債券利回りは
なんと80%以上💦
もうこの債券は投売り状態🥶
で、この問題のポイントは
海外への影響が約2兆円ということ。
これがデカいのかデカくないのか???
結論から言うと
デカくない😉ということ。
世界のマーケットで2兆円ぐらいの債券がデフォルトしても、世界の金融システムが崩壊したり、投資ファンド破綻するような規模ではないということ。
FRBのパウエルさんも
これは中国の問題でアメリカとは関係のないっていうコメントを出してる…
ま、そういうことかと☺️
それと他にも
負債総額はリーマンの半分だし…
リーマンブラザーズの債券の格付ってめちゃ信用力の高い債券の評価になるAだったのに対して、中国恒大集団の債券の格付はゴミ債券という評価のCC…
これはつまり、リーマンの債券は高格付だったから騙されて買った人が世界中に山のようにいたのに対して、中国恒大集団の債券はゴミ債券という評価があったので、騙されて買った人はほとんどいないこと。
後は、リーマンの時がCDOの組成がされてたのに対して、今回はCDOの組成がないということ。
実はリーマンショックと言われる事件が起きたきっかけが、リーマンブラザーズが持ってる債券を色々まぜまぜして作った実態が分からない債券を多くの投資家が持ってたことで損失の影響が世界中に広がってしまったこと😳
今回はそれがないから影響は限定的という話😉
ま、こんなことで本当に恒大集団の債券がデフォルトしてもマーケットへの影響は限定的だということが分かってきたので、この問題が中国版リーマンショックみたいなことにはならない⁉️という話でした。
それよりも、今後米長期金利が1.5%を軽く超えてきて、ドンドン上がっていくことの方がリアルなマーケットリスクになると思いますよ😰