どうも、トピ子👧🏻です。
今日はおやすみなのでこんな話を…
テレビを見てたらこんなニュースが…
なんと、秋田の駅弁がパリのリオン駅で販売されるようになった。
スゴいな〜って思って何気に値段を見ると…
14.5ユーロ💶
今が1ユーロ=131円ぐらいなので、日本円でなんと1,900円⁉️
これが日本でいくらで売られてると思います?
920円なのです。
ま、単純比較はできないけど日本の2倍以上の値段なワケ😅
ところが、現地のフランス人の購入者のインタビューで「美味しそうだし、値段もお手頃」という話をしてたの。
駅弁2,000円で値段がお手頃なのか⁉️と思ってたんだよね😫
で、今朝ネットニュースを見てたら
ビッグマック指数で日本が中国🇨🇳やポーランド🇵🇱より下位⁉️という気になるニュース😰
このblogでも世界の物価水準をはかる指標でビッグマック指数の話はたまにやってたよね…
日本のビッグマック価格は390円。
1ドル=113円で換算すると3.45ドルだけど、それに対してアメリカでは5.65ドル。だから日本のビッグマック価格は、アメリカの61%でしかないって話😰
最近、よく話題になる「安い日本」って話がホントそうだよね…ってこと。
これをビッグマック指数にすると日本は▲39になるのね。アメリカよりも39%低いということ😔
ちなみにアメリカ🇺🇸を基準にしてるのでアメリカ🇺🇸のビッグマック指数はゼロになるんだよね🧐
で、日本のビッグマック指数が▲39がどういうことかと言うと、このマイナスが大きいほど、日本人がアメリカに行った時に物価高っ💦って思うということ。
このビッグマック指数って世界レベルで指数がでてるんだけど、この指数が低い国の人が高い国に行くと…
ゲ〜、日本より物価高いな💦と感じるという話なんだよね😔
2021年6月時点で、ビッグマック指数がプラスの国はどこかと言うと
主なところでは、
スイス+24.7
ノルウェー+11.5
スウエーデン+9.6…
ヨーロッパでも財政状況が比較的良い国って感じだよね🥸
一方で、マイナスでも▲39の日本よりマシなのは…
EU▲11.1
韓国▲29.2
タイ▲31
パキスタン▲36.3
ポーランド▲37.9
中国▲38.8
と、言うことは、今や日本人は、世界の多くの国に行ったときに、物価が高いと感じるってことなんだよね😫
6月時点でビッグマック指数が日本より低い国が衝撃的なんだけど…
コロンビア▲40.3
ウクライナ▲57.7
マレーシア▲58.1
インドネシア▲58.5
トルコ▲58.7
アゼルバイジャン▲58.9
南アフリカ▲59.6
ロシア▲59.9
こんなに物価が低水準の日本が主要先進国って言えるのかな⁉️
でもね、ずっとこうだった訳じゃないのよ🙄2010年で見るとどうだったか? というと…
日本は▲1.7で、アメリカとあまり変わらなかったのよ。この時、韓国は▲24.4だったので、それよりはだいぶ上位だったのよ😦
日本よリ上位にいたのは、今もプラスになってる北欧諸国くらいだったのね。
これが、何を意味するか?というと、
10年前には、日本人が世界の多くの国に行った時に、その国の物価がやっす〜って感じたはずだったのね😓
その更に10年前の2000年では、日本のビッグマック指数は+10.5で世界第5位だったらしい…指数がプラスだったので、アメリカより高かったことになる。日本より高い国は、イスラエル、スイス、デンマーク、イギリスしかなかったのよ💦
つまり、この10年、20年の間に、日本の国際的地位が大きく下がった結果、日本人が海外旅行に行ったとしても、物価の高さに凹む🥶というのが実態ということ…
と、いうことは、コロナ前に外国人が日本に大量に押し寄せて中国人が爆買いとかでインバウンド消費が盛り上がってたのは…
日本の物価がめちゃ安いからだよね😫
日本が魅力的な国だから、外国人旅行者が押し寄せてるんだ〜、誇らしいよね〜
日本人🇯🇵で良かったな〜
というのは、大きな勘違いで💦
先進国で治安もいいのにとにかくモノが安いということで押し寄せてたと考えると見方が変わるよね😓
ナメてんじゃね〜よ😤って話…
でもね、物価が安いことが何でもかんでも悪いワケじゃないよね。そんな日本に住んでる私たちからしても物価が安いのは住みやすいしね🤗
でも、物価水準が低いことの最大のデメリットは…
「物価が安ければ賃金も安いこと」
これはもう絶対な話なのよ😭
2020年の各国の平均賃金をOECDのデータでは
日本は38,515 ドルなので、今のレートで約430万円ぐらい…
一方でアメリカは69,392ドルで約780万円💦
こんなに違うのかよ😰
この日米の違いは偶然か必然かビッグマック指数とだいたい同じようなレベル感になるのよ🥺感覚的な話として、ビッグマック指数は、その国の賃金の国際的な位置づけを表わしてるって話🤔
ということは、日本のビッグマック指数が世界水準より低いというのは、日本の賃金が世界水準より低いってこと…
しかもそのことを日本国内にいると日本の国際的地位の低下が分からないというのも問題😱
これは、日本人が外の様子が見えない閉ざされた下りのエレベーターに皆んなで乗っているような話で、エレベーターの中にいる日本人同士の間の相対関係は変わっていないから自分の位置は変わってないと感じるよね。
ところが、エレベーターの外との関係では、自分の位置はドンドン下がってるという恐ろしい現実があるのよ。
日本は島国だから、外国旅行に出かけない限り世界における自国の相対的地位を実感できないよね💦だから、外国との比較で日本の地位が下がっていることを自覚しにくいということ。
最後に何でここまで日本が堕ちてしまったのかを考えると…
絶対的な答えは、日本よりも物価水準が高くなった国々はもれなく賃金が飛躍的に上昇してるということ…
日本固有の理由は…
1990年代のバブル経済崩壊以降、デフレ経済が染み付いてしまったこと。
もうひとつは、毎年賃金が上がっていくということなんてあり得ないという感覚が当たり前になってしまったということ…
あと決定的なのは…
経済成長って何?って話で💦
物価上昇で賃金も上がって景気が上がっていくという感覚が無くなった国になったことが日本が国際的位置を下げまくった理由。
トピ子👧🏻と同じお仕事をしていた父はまさに1990年代にお店を任される職位になった時の1回のボーナスは200万円を遥かに超えてました🤣
それから30年経って、同じ職位での1回のボーナスはその半分以下なのよ😭
労働生産性が世界最低レベルの日本で、旧態依然の仕事を一生懸命やってることが自らの首を絞めている今の状況から早く抜け出さないといけないし、自分の所得が上がらない社会に疑問を持たないと何も変わらない…😓
それを変えるためには仕事に対する自分の考えも変えないといけないし、アメリカ人🇺🇸のように政治に関心を持って参加する風土にならない限りこれからも何も変わらないという話でした。
これを読めば、物価上昇は悪ではなく、経済が成長して賃金が上がっていくためには必要なものなので世界のリーダーも投資家も注目してるという理由が分かればと思うんだけどね😫
物価上昇が起きるから株価も上がるというのが常識なのよね…
日本の投資環境がアメリカ🇺🇸に比べて劣っているのも当然だというのが分かった上で投資戦略を立てると腹落ちが違うかな…
ちなみにアメリカ🇺🇸の物価上昇率が約4%なのに対して、日本の9月の物価上昇率は…
オワコン😱😱😱😱😱