どうも、トピ子👧🏻です。
今日は債券の価格と金利の関係性を説明していきます😏
マーケットが苦手な人には、これを理解することが1番の「なんちゃってマーケットウォッチャー」への近道だと思ってます🤓
トピ子👧🏻がお店で勉強会やってた時、必ず始めにお話ししてたこと😁
「世の中の金利がどちらに向かいそうなのかを知ることが重要だよ」ってこと。
世の中の投資資金は、そのほとんどが株か債券のどちらかに集まるってのが前提。
その割合はざっくり言って…
株:債券=1:2なので、債券は株の2倍の量があります。
株って、まさに最強のリスク資産で日々値動きがあるのに対して、安全資産の債券は買って売らなければ償還日には元本が返ってくるというのが、基本だよね😏
債券って、本来は利息を貰いながら償還日に元本を返してもらう商品🧐
でも、中には債券価格が安い時に買って、債券価格が上がったところで売って値上がり益をとる投資家もいるワケ😎
こんなことをするのは、プロの機関投資家だけだけどね…
債券は株の2倍の規模があるから、債券の売り買いでの金利の動きは無視できないって話🤨
債券価格が安くなる時ってどんな時か?というと、債券の需要が低いとき…
安全資産の債券の需要が低い時ってどんな時だと思います?
それは基本的には世の中がイケイケの時🤩
イメージ的には世の中に心配なことが少ない時…
景気が良くてモノは売れるし、賃金も上がっていい事ばかり〜の時に安全資産よりは株投資するよね🥳
こういう時は債券が売られて株が買われるトレンドになるから債券利回りも上がっていくもの…
もうひとつは、世の中の景気が過熱し過ぎて、それを冷ますために金融政策として金利を引上げる時…
この利上げの動きは間接的に債券利回りの上昇に繋がるので、今債券を持ってる投資家にとっては債券価格が下がっていく話になるので、とりあえず債券売りの行動になって長期金利も上がっていく…
一方で債券の需要が高い時ってどんな時かというと…
世の中に心配事が多い時😭
景気が悪かったり、どこかで戦争が起きようとしてる時など…
こんな時は、リスク資産の株よりも安全資産の債券
これが今起きてることだよね😰
もうひとつは、景気が悪くなりそうな時に金融政策として金利を引き下げる時…
これが、コロナショックの時に世界的な政策金利を引き下げしてゼロになった…
この時って、債券価格が上がっていくに決まってるから、債券の需要が一気に上がって、債券を買う人が増えるので長期金利はドンドン低下していくもの😝
このアメリカ🇺🇸10年債利回り、つまり長期金利のチャートを見ると今言ってきたことが「なるほど…」と思えたら、この話の8割は理解できたようなもの😚
で、この前、迷える子羊さんから🐏
「金利が上がったら債券価格下がるや〜ん」のところが分かってないのですが…というご質問をいただきました。
なので、この解説をやりますね🥺
ま、この今日トピblogでは、この債券価格と金利の関係をマスターすることが、知ったかぶりマーケットウォッチャーになるためには最重要ポイントですよ〜というのは何度もお話してます。
でも、いいんです🥳
納得いかないものは何度でも聞いてくださいね。
最近の日本債券ファンドの代表格の「しあわせ宣言」の1年チャートはコチラ
12月ごろから坂を転がるように下落してるよね😭
で、コチラが日本の10年債利回りの1年チャート📈
12月ぐらいから急上昇してるでしょ?
日本債券ファンドは円建てなので、外国為替は関係ないよね。
しあわせ宣言が全部10年国債で運用してる訳じゃないけど、10年債利回りは代表的な債券金利になるので、これを参考にしますね。
日本の10年債利回りの上昇と共にしあわせ宣言の価格は下がってる…
これが、現象面で分かる債券利回りが上がると債券価格が下がるという関係ね。
つまり、金利上昇局面では、どうしても債券ファンドの基準価格が下がってしまうというトレンドになります😮💨
逆に金利低下局面では債券価格は上昇する…
結論から言えば、債券価格と利回りは逆相関になるということ。
なぜか???
これが分かってるようで分かってない人が多いんだよね😅
スッキリできたらいいんだけど…
例えば、
このカップヌードル…
カップヌードルが1つ220円とします。
で、内訳は、麺が200円で具が20円だとする。
これは内訳がどうであろうが、220円という売値は変わらない…
麺の価格の200円を債券価格として、具の価格の20円を金利とするとして…
小麦粉の価格が上がって麺の価格が210円になったとしたら、具の価格は10円にしないと220円では売れないよね…
売値は絶対に変わらないので麺の価格が上がると、具の価格は下がる…
つまり、
債券価格が上がると金利は少なくなる、つまり金利は低下するという話😎
例えがよろしくないかな⁉️
債券は、売り出す時に債券価格と、期間中に貰える利息の合計額は最後まで変わらないという決まりがあるのね。
つまり、カップヌードルの麺と具の価格の割合が変わってもカップヌードル本体の220円は変わらない…
これが、債券の需要が高まって価格が上がると金利が少なくなる(金利低下)し、債券の需要が低くなって価格が下がると金利が増える(金利上昇)という話🤓
債券の需要と債券価格と金利の関係が理解できたら、世の中のニュースがイケイケのニュースが出たらマーケットはどんな風に動いて…
ダメダメなニュースが出たらマーケットはどんな風に動いていくのか…というのが分かってくると面白くなるといいんだけど👧🏻