おはようございます😃
昨日散々円高警戒の話をしましたが、今朝のモーサテでは、ドル円の予想を来年には106円台と言ってました😅
この方の見立ては、米の名目金利と実質金利の上昇を根拠としたところでのドル高というもの
朝からウンザリかもですが、知ってて損はありませんよ😁
という算式になります
基本的には、この実質金利が上がればその国の通貨は買われる→これポイント
今ならだいたい0.9%あたり
で、期待インフレ率と言うのは、いわゆる今後期待されるの物価上昇率
米国のFRBはこの物価上昇率を2%にすることを目標に今の金融緩和政策を行ってますよね
実際の今の米の期待インフレ率は約1.9%
と、言うことで名目金利からこの期待インフレ率を引いたのもが実質金利という話
分かりやすく言うと、
米国では、債券で0.9%の利回りを取りながら、物価は1.9%で上がっていくから、実質的には1%のマイナスになってる🤣
わ〜、これじゃあ、米国債券運用なんてやらないほうがマシじゃ〜ん
ってなるでしょ?
米国はコロナ対策でゼロ金利政策を再開したから、名目金利がズド〜ンと低下した…
低下したと言うよりは低下させたんだけどね
一方で物価上昇率は株高にも支えられて伸びてる
だから、実質金利はますます低下
これが、今のドル売り=ドル安円高の要因でもあります
同時に債券投資では実質的には損でしょ?
だから債券運用じゃなくて、物価上昇に勝つために株での運用が活発になってる…
これが株が買われて株高になってることにも繋がります
米国人は自分の資産を守るため、状況に応じて自分が何をするべきか…
これを学校教育の過程からちゃ〜んと教わってきています🤔
これが米国人と日本人と投資教育の差ですよね
で、今後はコロナも落ち着いてきて、株価の上昇と金利上昇が同時に起きてくるから米の名目金利が上がってくる…
すると、米の実質金利は上がってくるので今のドル売りトレンドが変わってきて、ドル高円安に転換する…
との見立て😏
私としては…
この前のFOMCで米国は国債なんかの資産買入増額のカードを温存した→金利上昇になってきてコロナからの景気回復の邪魔がはいる→このカードを切って債券を買い増す→金利上昇を抑える→そう簡単には金利は上がらない、
つまり、名目金利の上昇はまだまだ先の話では?と思うので、実質金利が上がるのもまだまだ先でドル売りトレンドが継続?
と、思ったりしています🤔
これも絶対ではない❗️
専門家もここからのマーケットを予想するのはかなり難易度が高いかと
つまり、見立てなんて人それぞれ勝手なことを言うし、誰も正解とか分かるはずないので、どっちに転んでもいいような分散投資をしましょうね〜と言う話でした😏