どうも、トピ子👧🏼です。
米の長期金利がぶっ壊れてます💦
米10年債利回りは一時1.6%を突破って…😱
きっかけは…
米国債の入札が不調、つまり買い手があまりいなかったことが引き金になったみたいです
買い手が少ない=人気なし=債券価格下落=金利上昇という流れ😩
からの〜米株は全面安の
金利上昇に弱いグロース株を多く含むNASDAQの下げがキツいですね…
金利は経済の体温計と言われます😳
金利は景気が悪くなると下がるし、景気が上向くと上がっていく…
これは、景気が悪くなるとリスク資産の株は嫌がられて、安全資産の債券が好まれるので債券の人気が上がって債券価格の上昇からの長期金利の下落が起きるから🤓
それと、景気が悪くなると安いものしか売れなくなるからモノの値段が下がってデフレになる…
逆に今みたいに景気が上向く局面では、リスク資産の株が好まれて安全資産の債券は人気が無くなり債券価格の下落からの長期金利の上昇が起きる…😫
モノの値段も上がっていくインフレになる…
今は、コロナワクチンの拡大による経済活動の回復と米の追加経済対策への期待で景気は良くなっていきまっせ〜というモードなので、株価上昇による金利上昇が起きやすい状態だったよね🤔
本来なら、金利は経済情勢に任せて成り行きで動くものなのに、その金利を力づくで一定の範囲でコントロールしている国があります。
どこだと思いますか?
答えは我が国日本🇯🇵です💦
我が日本では日銀が長期金利を一定の範囲内でコントロールしていくYCC(イールドカーブコントロール)というぶっ飛んだ金融政策があります😎
今のYCCでは、日銀が10年債を▲0.1%〜0.1%の範囲に収まるようにコントロールする…
どうやってコントロールすると思いますか?
それは、日本国債の10年ものの利回りが0.1%を超えてきたら、日銀が債券市場から国債を買い込むということをします。
債券は買われると価格が上がって金利は低下するので日銀が債券の買入れ量を調整して長期金利を一定に収めて、金利で景気が腰折れしないようにしているのです😨
高熱の患者を解熱剤で無理矢理元気にする…みたいな🥶
一方で、アメリカ🇺🇸は日本と同じく債券買入れの金融政策はやってるけど、YCCのように一定の範囲に収めるまでのことはやってないので、金利上昇がどこまでいくかは正直分からないという話…
今のマーケットの最大の関心事になってる米長期金利だけど、いよいよ株価を脅かすレベルまで跳ね上がってきました😱
株価を脅かすレベルというのは1.5%だったんだけど、一気にそこを超えてきたので米株は全面安という状態です😓
これまで、米長期金利が徐々に上がってきたのに株価は強かった…からの〜
金利上がっても株価強いなら今の金融緩和政策が前倒して終わるんじゃね?の思惑も出てきて恐怖指数も久しぶり30超えのビビリモードになったことが要因😓
世界最大のマーケットであるアメリカの金利の動きは世界中に伝播していくので、日本の長期金利も
0.15%まで上昇して、YCCの範囲を超えてしまってます💦
おいおい、日銀何やってんの???って話😨
こうなると、国内債券ファンドも下落するってことで、しあわせ宣言は昨日10,145円
過去10年でも最安値のレベルです…
ちなみに設定来安値は2006年6月に基準価格9,806円という時代がありました🙄
ま、あまりにも急激な金利上昇なので日銀もコントロール不能になってるんだと思うけど、これは徐々に債券買入れでコントロールされると思います。それと、ここまで債券の利回りが上がると国内の保険会社や銀行が運用先として国内債券を積み上げていくことになるので、徐々に長期金利は落ち着いてくると思います…
気になるのはアメリカ🇺🇸に関してはこの金利上昇をどこまで許容していくのか???
この米長期金利の上昇は当然ドル買い円売りになるので、ドル円はかなりのドル高円安です…
で、コロナ前の水準まで上昇した米の長期金利はローン金利の上昇にもなるので、家や車を買う人が減ってしまって景気回復期待に大きく水を指してしまう…
と、いうことでいずれはFRBパウエル議長も動き出すと思うけど、足元は大きな株価調整局面が想定されますね…
昨日の堀古先生の長期金利の上昇は実質金利の上昇に繋がって、株のリスク取らなくても債券投資でも割と利回り稼げるじゃん🎶的思考で株価は調整する…の予言がいきなり的中という話でした…
もし、このまま米長期金利が上がって2%になれば…
名目金利−インフレ率=実質金利はほぼゼロになるので、株のリスクをとる意味が本気で無くなります💦
債券投資で物価上昇率をカバーできてしまうからですよね😧
米の長期金利がどこまで上がるかはしばらく注目ですね👧🏼
今日の日経平均は
500円以上の下げスタートかと…
想定内ですね🥳