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結局、今年はなんでこんなに株が上がったのか?

こんにちは、今日トピのトピ子👧🏻です

 

いよいよ大晦日となりましたね

今年のレコ大はLiSAの「炎🔥」でしたが、今年は鬼滅の刃とコロナに明け暮れた1年でしたね

 

先に今朝の米マーケットをサラッとおさらいしましょう

こんな感じでした👧🏻

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昨日は3指数全てマイナスでしたが、今朝はまた全てプラスフィニッシュ❗️

NYダウはまたまた過去最高値更新でした🤨

その中でドル円はロンドンマーケットで一時102円台に突入したりして、またもや最近あるあるの株高円高のトレンドですね…

でも、円キャリートレードの縮小でお話した通り、米の金利低下で積極的にドルを買う理由がないということで、株価と為替の連動性が全く無くなってることは、もう不思議な話ではないか?と…😊

 

日経平均もかつては円高になればブレーキがかかって下落してましたが、こちらも株価とドル円の連動性が小さくなってますよね…

 

昨日のブログでたった5つの企業が今年の日経平均を約2500円も押し上げた日経5の話をしました🙃

それは、ファーストリテイリングソフトバンクG、東エレク、ダイキン工業、エムスリーでした

当然、海外展開してる企業ではあるけど…

もし、この5社がトヨタソニーコマツファナック、ホンダなどの日本を代表する輸出型企業群だったとしたら…

円高の影響はかなり大きくて、日経平均もブレーキがかかってるはずですよね😅

 

日経平均の爆上げは、この主役交代で、円高の影響がかつてほど無くなっているのも大きな理由なのかもしれませんね🥸

 

今年最後の話題として…

 

「今年なせこんなに株が上がったの〜?」を…

トピ子目線で総括したいと思いま〜す👧🏻

 

このお話をお正月のうちに体に染み込ませると、なるほど感ハンパなくなると思いますよ〜

 

トピ子的思考の根拠は

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やはり、この堀古先生の魔法の算式です

もう、この算式はマジ鉄板です❗️❗️

 

今年、3月にコロナショックで株価が大クラッシュした理由は…

 

上の算式で、分子の企業利益が吹っ飛ぶ懸念が出た→分子の大幅減少

それと、コロナウィルスによるパンデミックというかつて人類が経験したことのないリスクが拡大してきたことでリスクプレミアムが急拡大→分母の大幅増加

 

こうなると、株価のクラッシュが起きて当然の状況だったということが算式から分かりますよね🥰

 

この直後何が起きたかと言うと…

 

米の政策金利が一気にゼロになったのです🤩

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グラフ上では0.25%になっていますが、政策金利というのは0.25%の幅を持たせて決定されるので、実際は0%〜0.25%ということなので、下限から言うと0%…

 

コロナ前の政策金利は1.50%〜1.75%だったのが、一気に0%〜0.25%へ引き下げた…

 

つまり、今のアメリカ🇺🇸はゼロ金利政策ということです

 

なんでこんなことしたかと言うと、コロナで景気が崩壊しないようにするために、最も効果的で、かつ最速の方法が世の中から金利を無くすことなのです…

 

世の中から金利が無くなれば、お金が借りやすくなるからお金が世の中にグルグル回るようになりますよね?

当然、消費にも強い影響を与えますよね😆

 

で、堀古先生の魔法の算式で、株価に最も影響が大きいのは金利という話になります

 

例えば、

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上の算式は、この企業利益と金利とリスクプレミアムと成長率のうち、金利だけが下がった時の株価のシミュレーションですが…

金利が2%から0.5%に下がった、つまり金利が4分の1になれば、他の条件が変わらなければ株価は2倍になるという話😏

 

実際、今に当てはめると…

政策金利が上限1.75%から0.25%になってますよね?

つまり、金利はさっきの4分の1どころか

7分の1⁉️になってますよね😓

 

ここまで分母が下がると、企業利益が半分になっても、金利低下の効果で株価は上がるということになるのです…

ただ、あくまでもシミュレーションですからね

(実際に計算してみると、利益が10円から5円になって、金利が2%から7分の1になると、株価は390円で当初の333円より高い⁉️)

と、いうことで、株価にとって金利が下がるということがめちゃ重要な話だということがお分かりいただけましたかね?

 

これに加えて、成長率が高い企業だった時は低金利になれば更に株価は跳ね上がるという話

 

その算式がコチラ

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金利が低い状態で、企業の成長率が5%から6%に伸びると…

金利の影響で上がった株価が、そこから更に3倍以上になる⁉️という計算🤣

イヤイヤやり過ぎです👧🏾

 

成長率が高い企業とは?

代表的なのはハイテク企業ですよね〜

これでGAFAMなどの企業群やNASDAQの爆上げは納得ですよね〜

 

最後にまとめると…

コロナショック直後のマーケットは、企業利益は吹き飛んで、リスクプレミアムは急上昇してお先真っ暗状態の株安になった😩

 

ところがとんでもないスピードで、米の中央銀行FRBは一気にゼロ金利政策をとった

 

これで株式マーケットのスイッチが入った

 

からの〜

コロナについては感染者の拡大は続いてるけど、ワクチン接種も始まったことで、マーケット的には新型コロナは最悪期を脱しててリスクプレミアムが低下した

 

コロナで非接触社会になって、情報技術サービスの需要が爆発的に増えて、ハイテク企業の成長率期待が上がって、企業利益も今後は増加していく期待が上がってる

 

堀古先生の魔法の算式🧙‍♂️で、今の米株の強さと、米株と常に連動する日本株の強さの理由がなるほど〜と理解できるのでは?と思います

 

堀古先生の魔法の算式が理解できていると、

逆に今後どうなると株価は下がるの?の質問があれば…

「まずは金利が上がりそうになった時」です

つまり、今の金融緩和政策が転換する時という話の説得力がマシマシになると思います👀

 

コロナウィルスが収まったら収まったで、金融緩和政策が正常化される→利上げ

が、マーケットのリスクシナリオになりそうです…

これが、コロナ特効薬が出て来てたら株価は暴落すると言われる理由です💦

 

今月から始めたブログで、ただただ長文で内容もペラペラですが、読書になっていただけた皆さんには今日助🦸🏻‍♂️とトピ子👧🏻からも心より感謝申し上げます…

 

来年も、マーケットが面白く見えるようなお話がたくさんできるように頑張りたいと思ってます❗️

皆さまよいお年をお迎えください🐶f:id:kyotopi1818:20201231134013j:image