今日トピ blog

みんなに知ったかぶりできるマーケット情報

グロインで楽しい老後が送れるか?

国内公募投信で最大の純資産額を誇るのは…

 

ご存知

「ピクテ・グローバル・インカム・オープン」

 

今もし1000万円退職金貰ったら、全額このグロインに突っ込めば、毎月の分配金を113000円(税引後約9万円)貰い続けることができる

 

厚生年金の平均的な受給額が約21万円

夫婦2人でまあまあな生活をしようとすると35万円あればOKという話だけど、2人なら毎月30万円あればいけそうな気がする

この差が9万円😅

お?グロイン1000万円でこの差が埋まるじゃん㊗️

 

何もしなければ、毎月9万円の赤字を続けると1000万円が111ヶ月で無くなっちゃう…

10年と持たないという悲しい現実

でも、グロイン1000万円で金のなる木を作っておけば、分配金全てが特別分配金のタコ配状態なら意味ないけど、それがなければ資産寿命は間違いなく伸ばせる🎉

 

と、勝手に妄想してます。

危険な考え方なのか、合理的な考え方なのか?

これはその人のリスク許容度の問題ですよね

きっとこんな考え方をする人は退職金以外に大した資産がない人の考えることかと…

本来リスク許容度が低い人に限って、こういうリスクを取りがち?

減配リスクなんて毛頭ない…

ん?自分のことか?

 

もし、分配金が20円になったら手取り分配金は税引後6万円、10円になったら3万円というシナリオは当然想定しておく必要はある

 

その時には基準価格は半分ぐらいになってて投資元本も半分になってるという可能性もある…

 

10年前の11月末のグロインの基準価格は5560円

で、今のグロインの基準価格は2548円

基準価格だけ見ると10年間で約55%の下落

分配金はこの10年間120カ月で50円が100回、40円が10回、30円が10回だから合計で5700円

 

と、なると、10年前にグロインを買って分配金を受け取ってきた人は、投資元本は1000万円から450万円になってるけど、分配金を10年間で約1000万円受け取っている計算になります

ここからは、税金は考慮しない話なのでご了承ください

 

イメージは5560円で買ったファンドから5700円の分配金を貰ったので、投資元本を分配金で回収したという感じ

 

かなり乱暴な計算だけど、ま、イメージということで…

 

と、いうことは、今の基準価格約2500円で分配金を合計2500円受け取るには…

今の分配金30円がずっと続けば…

2500÷30≒84なので、約7年で投資元本を分配金で回収の計算

この利回りの計算を、投資元本が2倍になる時の計算で使う72の法則を使えば…

72÷7年≒10%という驚異の利回り😆

 

すぐに20円に減配になったとしたら

2500÷20=125なので10年ちょっと

この場合の利回りは

72÷10.5年≒6.8%…これでも高いよね

 

10円に減配なら

2500円÷10=250なので約21年

この場合の利回りは

72÷21年≒3.4%

今の公益株の配当利回りからみると、適切な利回りは3%前後かと

 

と、いうことは今のグロインの分配金は高すぎるということで、実態を考えれば分配金は10円ぐらいまで落ちるという想定も必要かと思います。

 

結論として、資産寿命を延ばすためにはインカムファンドは有効だけど、安易な皮算用は悲劇を引き起こすということ

 

でも、再投資にするなら…

今後低金利は当面続くし、配当狙いの高配当株への投資の需要は出てくるはず。

バイデン大統領が正式就任したら、クリーンエネルギー推進方針を明言してるからグロインの個別投資先の中に追い風になる銘柄も結構ある

と、いうことで爆上げしてる業種に比べて、最も出遅れてる高配当公益株をターゲットにするという作戦は悪くないのでは?

 

と、独り言でした。

 

くれぐれも投資は自己責任で(^。^)